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Microsoft Windows NT 3.51 アプリケーションサーバーからの印刷
アプリケーションが Citrix ICA Windows プロトコルを使うように設定されている場合、Microsoft Windows NT 3.51 アプリケーションサーバーからのみ印刷できます。また、次の手順を実行して、LPR 互換の TCP/IP プリンタをアプリケーションサーバー上で設定する必要があります。
- Windows の Administrator か、Administrators グループのメンバーのアカウントを使って、アプリケーションサーバーにログインします。
- Windows の「コントロール パネル」で「ネットワーク」をダブルクリックします。
- 「Add Software」をクリックします。
- 「Network Software」リストの「TCP/IP Protocol and Related Components」をクリックします。
- 「Components」の「TCP/IP Network Printing Support」ボックスを選択します。
- アプリケーションサーバー上で「Printer Manager」を起動して、新規プリンタを設定します。
- 「Printer」メニューの「Create Printer」を選択します。
- 「Driver」ボックスで、クライアントデバイスのデフォルトプリンタにもっともよく合致しているプリンタの機種と製造元を選択します。合致するプリンタがない場合は、PostScript プリンタを選択します。
- 「Share This Printer On The Network」チェックボックスのチェックマークを消します。
- 「Print To」ボックスの「Other」をクリックします。
- 「Available Print Monitors」リストで「LPR Port」をダブルクリックします。
- 「Name Or Address Of Server Providing lpd」ボックスに、アレイ内のプライマリ Secure Global Desktop サーバーの完全 DNS 名を入力します。
- 「サーバーのプリンタ名またはプリンタ キュー名」ボックスに、
tta_printer
と入力します。
制限事項
Windows NT 3.51 アプリケーションサーバーからの印刷には、次の制限事項が適用されます。
- 複数のプリンタはサポートされない - クライアントデバイスのデフォルトプリンタにのみ印刷できます。ユーザーはプリンタを選択できません。ユーザーが別のプリンタに印刷する必要がある場合は、Secure Global Desktop からログアウトし、デフォルトプリンタを変更してから、Secure Global Desktop にもう一度ログインする必要があります。
- 印刷ジョブが削除されることがある - 印刷ジョブをアプリケーションサーバーから Secure Global Desktop サーバーに転送する際、印刷ジョブの送り先のクライアントデバイスを特定するために、ユーザーの Secure Global Desktop 名が必要になります。Windows NT 3.51 では、印刷ジョブを Secure Global Desktop ユーザーに直接関連付けることはできません。Secure Global Desktop が特定の印刷ジョブを実行したユーザーを識別できない場合、その印刷ジョブは削除されます。こうした状況は、2 人のユーザーが同じ名前でアプリケーションサーバーにログインしている場合などに発生することがあります。
- 分散印刷を使用できない - 印刷ジョブは、必ず Secure Global Desktop アレイ内のプライマリサーバーを経由します。
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