Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
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Microsoft Windows NT 4 アプリケーションサーバーからの印刷
アプリケーションが Citrix ICA Windows プロトコルを使うように設定されている場合、Microsoft Windows NT 4 アプリケーションサーバーからのみ印刷できます。また、ICA クライアントが稼働している UNIX サーバー上および Windows アプリケーションサーバー上で、Secure Global Desktop プリンタを設定する必要があります。次の手順を実行します。
- ICA クライアントが稼働している UNIX アプリケーションサーバー上で Secure Global Desktop プリンタを設定します。
- Secure Global Desktop を使って、Windows アプリケーションサーバーにログインします。Citrix ICA プロトコルを使用します。
- 「プリンタの追加」ウィザードを起動します。
- プリンタの接続方法の確認要求画面が表示されたら、「ネットワーク プリンタ サーバー」をクリックします。
- 「共有プリンタ:」ボックスで、該当するクライアントのアイコンをダブルクリックします。
- 「共有プリンタ」のリストで、設定するプリンタをダブルクリックします。選択する必要のあるプリンタの名前は、
ip_address:#printer_name
の形式になります。ここで、ip_address はアレイ内のプライマリ Secure Global Desktop サーバーの IP アドレス、printer_name は UNIX アプリケーションサーバー上で設定するプリンタの名前です。 - プリンタの製造元と機種の入力要求画面が表示されたら、クライアントデバイスのデフォルトプリンタにもっともよく合致しているプリンタの機種と製造元を選択します。合致するプリンタがない場合は、PostScript プリンタを選択します。
制限事項
Windows NT 4 アプリケーションサーバーからの印刷には、次の制限事項が適用されます。
- 複数のプリンタはサポートされない - クライアントデバイスのデフォルトプリンタにのみ印刷できます。ユーザーはプリンタを選択できません。ユーザーが別のプリンタに印刷する必要がある場合は、Secure Global Desktop からログアウトし、デフォルトプリンタを変更してから、Secure Global Desktop にもう一度ログインする必要があります。
- 印刷ジョブが削除されることがある - 印刷ジョブをアプリケーションサーバーから Secure Global Desktop サーバーに転送する際、印刷ジョブの送り先のクライアントデバイスを特定するために、ユーザーの Secure Global Desktop 名が必要になります。Windows NT 4 では、印刷ジョブを Secure Global Desktop ユーザーに直接関連付けることはできません。Secure Global Desktop が特定の印刷ジョブを実行したユーザーを識別できない場合、その印刷ジョブは削除されます。こうした状況は、2 人のユーザーが同じ名前でアプリケーションサーバーにログインしている場合などに発生することがあります。
- 分散印刷を使用できない - 印刷ジョブは、必ず Secure Global Desktop アレイ内のプライマリサーバーを経由します。
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