Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
> はじめに
> 3 層アーキテクチャーの概要
このトピックの内容 |
---|
|
Secure Global Desktop は 3 層アーキテクチャーモデルを使って構築されています。
同一ホスト上に複数の層を常駐させることができます。たとえば、1 台の UNIX ホストで、Secure Global Desktop サーバーおよびアプリケーションサーバーを稼働できます。ただし、層は論理的に独立させておく必要があります。
クライアントデバイスは 1 台のハードウェアであり、Web ブラウザと Sun Secure Global Desktop Client を使って Secure Global Desktop と通信できます。
Web ブラウザは、第 2 層の Secure Global Desktop Web Server と通信し、ユーザーに対して Webtop を表示します。
Sun Secure Global Desktop Client は、第 2 層の Secure Global Desktop サーバーと通信し、ユーザーが実行するアプリケーションを表示します。
Adaptive Internet Protocol (AIP) は、第 1 層と第 2 層の間でネットワークを最適に利用できるようにします。
第 2 層は、1 台の Secure Global Desktop サーバーで構成されているか、アレイを形成するよう設定された複数の Secure Global Desktop サーバーで構成されています。
Secure Global Desktop サーバーは次の処理を行ないます。
アプリケーションサーバーは、ユーザーのアプリケーションを実行します。
ユーザーが Webtop 上のリンクをクリックすると、Secure Global Desktop は該当するアプリケーションサーバー上でアプリケーションを起動します。アプリケーションからの出力は、Secure Global Desktop サーバーによって、アプリケーションサーバーからクライアントデバイスに転送されます。
アプリケーションに関して Secure Global Desktop を設定する場合、アプリケーションを実行できるすべてのアプリケーションサーバーに関する情報を入力します。Secure Global Desktop はアプリケーションサーバー間で負荷を分散します。
Copyright © 1997-2006 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.