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UNIX、Linux、および Mac OS X クライアントの印刷を設定する

ユーザーに UNIX、Linux、または Mac OS X クライアントに接続されたプリンタへの印刷を許可する場合、次のプリンタ構成ファイルのいずれかでプリンタを設定する必要があります。

次に示す設定方法のほかに、Secure Global Desktop PDF 印刷を使用する方法もあります。

グローバルおよびユーザー固有のプリンタ構成ファイルの書式は同じです。

過去の書式設定済みテキストのスキップ[UNIX]
"printer_name" = "windows_driver" printer_type
"printer_name" = "windows_driver" printer_type
...

printer_name は、クライアント上の lp または lpr システムに認識されているプリンタの名前です。プリンタ名は二重引用符で囲み、直後に等号を 1 つ付ける必要があります。ユーザーは、UNIX or Linux アプリケーションサーバーから印刷を行う際にこの名前を指定できます。ユーザーが Windows 2000/2003 アプリケーションサーバーから印刷を行う際、「印刷」ダイアログにもこの名前が表示されます。

windows_driver は、Windows 2000/2003 アプリケーションサーバーから印刷を行う場合に使用するプリンタドライバの名前です。プリンタドライバ名は二重引用符で囲む必要があります。プリンタドライバの名前は、Windows アプリケーションサーバーにインストールされているプリンタドライバと正確に一致している必要があります。特に、大文字と空白文字に注意してください。default.printerinfo.txt ファイルには、製造元別に並べられた一般的なプリンタドライバ名のリストが含まれています。エラーを防ぐために、このファイルからドライバ名をコピー&ペーストしてください。

printer_type は、印刷ジョブで使用されるべき形式です。有効な値は、PostScriptPCLText です。この情報は省略可能ですが、省略した場合には PostScript がデフォルトで使用されます。Secure Global Desktop はこの情報に基づいて、アプリケーションサーバーが使用する形式からプリンタが使用する形式に印刷ジョブを変換する必要があるかどうかを判断します。

[UNIX] セクションの先頭に記載されたプリンタが、クライアントのデフォルトプリンタです。

Secure Global Desktop をはじめてインストールした場合、default.printerinfo.txt ファイルには次のエントリが含まれています。

過去の書式設定済みテキストのスキップ[UNIX]
"_Default" = "QMS 1060 Print System" PostScript

この設定を使用する場合、Windows 2003 アプリケーションサーバーからの印刷時に、_Default (from Sun SGD) Session number という名前のプリンタがユーザーに表示されます。このプリンタは、基本的な PostScript プリンタドライバである「QMS 1060 Print System」を使って、クライアント上のデフォルトプリンタに印刷を行います。

これはまた、クライアントにプリンタが接続されていなくても Windows アプリケーション内でプリンタを使用可能であることも意味します。

Graham Green の $HOME/.tarantella/printerinfo.txt ファイルには、次のエントリが含まれています。

過去の書式設定済みテキストのスキップ[UNIX]
"drafts" = "HP DeskJet 970Cxi" PCL
"salesprinter" = "HP LaserJet 5/5M" PostScript

Windows 2000 アプリケーションサーバーから UNIX クライアントに印刷を行う場合、ユーザーは次の名前の 2 つのプリンタを持つことになります。

デフォルトプリンタは drafts/Sun SGD/Session number です。これはこの例では、PCL プリンタとして定義されています。

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