Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
> ユーザーと認証
> UNIX グループのログイン認証機能
UNIX グループのログイン認証機能は、Secure Global Desktop ホストに UNIX/Linux アカウントを持つユーザーに対して、Secure Global Desktop にログインすることを許可します。同じ UNIX/Linux グループのすべてのユーザーに、同じ Webtop コンテンツが表示されます。
このログイン認証機能は、デフォルトで有効にされています。
ユーザーは、UNIX/Linux ユーザー名とパスワードを入力します。
識別情報は常に .../_user/UNIX-username
になります。
ログイン認証機能は、人物オブジェクト cn=gid,
を ENS で検索します。 ここで、gid は UNIX グループ ID です。見つかった場合、そのオブジェクトをログインプロファイルとして使用します。ユーザーが複数のグループに所属している場合は、そのユーザーのプライマリグループまたは実効グループが使用されます。
ENS に人物オブジェクトが見つからなかった場合は、プロファイルオブジェクト o=Secure Global Desktop System Objects/cn=UNIX User Profile
が使用されます。
エミュレータセッションとパスワードキャッシュエントリは、UNIX ユーザーに属します。
Secure Global Desktop は、PAM (Pluggable Authentication Modules) をサポートします。UNIX グループログイン認証機能は、ユーザー認証、アカウント操作、およびパスワード操作に PAM を使用します。
Secure Global Desktop をインストールする場合、Secure Global Desktop セットアップ
により passwd
プログラムの現在の設定がコピーされて、Secure Global Desktop 用の PAM 設定エントリが自動的に作成されます。
/etc/pam.conf
ファイル内に作成されます。/etc/pam.d/tarantella
ファイルが作成されます。Copyright © 1997-2006 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.