Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
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> tarantella security certrequest コマンド
tarantella security certrequest --country country --state state --orgname org [ --ouname ou ] [ --email email ] [ --locality locality ] [ --keylength length ]
証明書発行要求 (CSR) および公開キーと非公開キーのペアを生成します。
生成した CSR をサポートしている認証局 (Certificate Authority (CA)) に送信し、Secure Global Desktop セキュリティーサービスで使用する証明書を取得してください。
重要な注意事項:
/opt/tarantella/var/tsp
ディレクトリに格納されています。
非公開キーを紛失した場合や、非公開キーが損傷した場合、CSR を使って取得したすべての証明書が使用できなくなります。tarantella security certinfo
コマンドを使うと、証明書と CSR に関する情報を表示できます。
省略可能な引数 --ouname
、--email
、または --locality
を指定しない場合、Secure Global Desktop は該当する CSR の情報を省略します。デフォルト値はありません。
指定可能なオプションは次のとおりです。
引数 | 説明 |
---|---|
--country country |
組織が存在する国を指定します。ここでは ISO 3166 国コード を使用します。たとえば、アメリカは US、ドイツは DE です。 |
--state state |
組織が存在する州または地域を指定します。ここに短縮形を使用してはいけません。たとえば、Mass. または MA. ではなく、Massachusetts と指定します。 |
--orgname org |
組織の正式な登記されている名前を指定します。 |
[ --ouname ou ] |
組織内の部門 (組織単位) の名前を必要に応じて指定します。
組織単位を指定する必要がない場合、必要に応じてこの設定を使って組織名の略称を指定できます。 |
[ --email email ] |
業務用の電子メールアドレスを指定します。このアドレスは、CSR の送信先の認証局との通信に使用されます。 |
[ --locality locality ] |
組織が存在する都市を必要に応じて指定します。 |
[ --keylength length ] |
キーペアの長さを指定します。デフォルト値は 1024 です。512 ビットか 1024 ビットのキーを使用することを推奨します。 |
注 値に空白文字が含まれている場合は、引用符 (") または (') で囲む必要があります (たとえば、"Indigo Insurance"
)。
tarantella security certrequest \ --country US \ --state MA \ --orgname "Indigo Insurance" \ --email "orange@indigo-insurance.com"
マサチューセッツ州の Indigo Insurance 用で、連絡先が Bill Orange の CSR を生成します。
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