Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
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tarantella security decryptkey --enckey enckeyfile --deckey deckeyfile [ --format PEM|DER ]
非公開キーを復号化して、Secure Global Desktop で使用できるようにします。このコマンドを使うと、Secure Global Desktop で排他的に使用する別の証明書を取得する代わりに、別の製品 (たとえば Web サーバー) で使用している X.509 証明書を使用することができます。
注 暗号化を解除できるのは、元々 SSLeay 証明書ライブラリまたは OpenSSL 証明書ライブラリを使用する製品によって暗号化された非公開キーに限られます。
この方法による証明書の共有方法については、「tarantella security certuse
コマンド」を参照してください。
引数 | 説明 |
---|---|
--enckey enckeyfile |
復号化する暗号化された非公開キーの格納場所を指定します。復号化できる非公開キーは、SSLeay 証明書ライブラリまたは OpenSSL 証明書ライブラリを使った製品で暗号化された非公開キーに限られます。 |
--deckey deckeyfile |
復号化したキーを保存するファイルを指定します。
注 セキュリティー上の理由で、暗号解除された形式で保存されている場合は特に、非公開キーに対するアクセスを制限することが非常に重要です。承認されていないユーザーが非公開キーにアクセスした結果として、セキュリティーが著しく侵害されることがあります。非公開キーはこのような危険性を考慮して保管してください。 |
--format PEM | DER |
暗号化されたキーが保存されている形式を指定します。デフォルト値は PEM 形式です。 |
tarantella security decryptkey \ --enckey /opt/keys/key1 \ --deckey /opt/keys/key2 \ --format DER
DER 形式で保存されているキー /opt/keys/key1
を復号化して、復号化したキーを /opt/keys/key2
に格納します。
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