過去のナビゲーションリンクのスキップSecure Global Desktop 4.31 管理者ガイド > ユーザーと認証 > ログインスクリプトの概要

ログインスクリプトの概要

ユーザーが Webtop のアプリケーションオブジェクトをクリックすると、ログインスクリプトがアプリケーションサーバーに接続し、アプリケーションを起動します。また、ログインスクリプトは環境を設定し、ウィンドウマネージャーなどの追加プログラムもすべて起動します。

ログインスクリプトはさまざまな作業をいろいろな方法で処理できます。たとえば、ユーザーが Webtop 上の X アプリケーションに対するリンクをクリックすると、ログインスクリプトは次の処理を実行します。

また、ログインスクリプトは、アプリケーションサーバー間の相違点を識別でき、ログインプロセス中に発生する可能性のあるエラーを検査します。処理できないエラーを検出した場合、制御をユーザーに返します。

ログインスクリプトは、可能なかぎりの一般性と堅牢性を備えるように設計されています。しかし、一般的ではない状況に対処しなければならない場合もあります。たとえば、サポートされていないシステムプロンプトを使用している場合は、スクリプトが認識するプロンプトのリストに、そのプロンプトを追加できます。提供されたスクリプトは変更せず、代わりに、そのコピーを操作することをお勧めします。

アプリケーションで使うログインスクリプトを定義するには、アプリケーションオブジェクトの「Login Script」属性を使用します。

Secure Global Desktop のログインスクリプトは、Tcl (version 7.5) と Expect (version 5.25) で作成されています。Don Libes により開発された Expect は、John Ousterhout により開発された Tcl を強化したもので、プログラムとやり取りを行うための追加コマンドを提供します。

関連トピック