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端末エミュレータの属性マップ

端末エミュレータの属性マップを使うと、太字や下線などの文字属性を Secure Global Desktop 端末エミュレータで表示する方法を変更できます。たとえば、通常は太字で下線が付いているテキストを、Secure Global Desktop 端末エミュレータでは赤字で表示するよう指定できます (ただし、赤字かつ太字下線付きではありません)。

Secure Global Desktop には、デフォルトの属性マップ /opt/tarantella/etc/data/attrmap.txt が用意されています。これは、文字属性を論理色 Color_15 (白) にマッピングします。また、ユーザー独自の属性マップを作成することもできます。

ユーザー独自の属性マップの作成

ユーザー独自の属性マップを作成するには、次の手順に従います。

文字属性の編集方法

Secure Global Desktop 属性マップを使うと、次の属性をマッピングすることができます。

属性の組み合わせをマッピングするには、属性をプラス記号 (+) で区切ります。たとえば、Bold+Underline のように指定します。

端末エミュレータで色を表示するために、Secure Global Desktop は論理色を RGB 値にマッピングします。たとえば、論理色 Color_9 は RGB 値 128 0 0 (赤) に対応します。

属性マップで属性を色にマッピングする場合、論理色名を指定します。次に例を示します。

論理色と RGB 値 のマッピングの一覧表については、attrmap.txt のコメントを参照してください。

端末エミュレータで使うカラーマップを編集することにより、デフォルトの色マッピングを変更できます。

Wyse 60 端末は白黒です。しかし、Secure Global Desktop Wyse 60 端末エミュレータを使うことにより、Wyse 60 アプリケーションで色を表示できます。そのためには、属性マップを使うことにより、Wyse 60 アプリケーションの文字属性を色にマッピングします。

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