Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
> ユーザーと認証
> NT ログイン認証機能の有効化
NT ログイン認証機能を有効にするには、次の手順に従います。
複数のドメインのユーザーを認証する必要がある場合は、他のすべてのドメインから信頼されているドメインが 1 つ必要です。Array Manager の Windows ドメインの設定には、この信頼されているドメインを使用する必要があります。
別のドメインのユーザーが Secure Global Desktop にログインするときには、ユーザー名として domain\username
という形式を使用する必要があります。この形式を使用しない場合は、Secure Global Desktop は認証ドメインを使ってユーザーを認証しようとし、認証に失敗します。
注 人物オブジェクトの「Windows NT Domain (--ntdomain)」属性は、Secure Global Desktop のログインでは使用されません。
Secure Global Desktop サーバーがドメインコントローラとは異なるサブネットにある場合は、次のコマンドを実行して認証マシンをハードコーディングする必要があります。
tarantella stop tarantella config edit \ --com.sco.tta.server.login.ntauth.NTAuthService.properties-authConfig authnbt=NTNAME tarantella config edit \ --com.sco.tta.server.login.ntauth.NTAuthService.properties-authConfig-append authserver=my.domain.name tarantella start
ここで、NTNAME はドメインコントローラの NetBIOS 名、my.domain.name はドメインコントローラの DNS 名または IP アドレスです。
NT ログイン認証機能は、大文字と小文字を区別する 8 ビットの NT パスワードをサポートしています。NTユーザー名はどんな文字も含むことができます。
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