Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
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Java テクノロジを使用しないで Secure Global Desktop にアクセスすることはできますか。
はい、いくつか追加の設定を行えば実行できます。
ブラウザベース Webtop
ブラウザベース Webtop は、Java™ アプレットである Sun Secure Global Desktop Client Helper を使って、次のような機能を実行します。
- Sun Secure Global Desktop Client のダウンロード、インストール、起動。
- ユーザーの Web ブラウザからのプロキシサーバー設定の取得。
- Webtop または新規ブラウザウィンドウへのアプリケーションの表示。
Java テクノロジを使用していない組織では、手動で Secure Global Desktop Client をダウンロード、インストールし、Secure Global Desktop に接続するよう設定する必要があります。
- 手動で Secure Global Desktop Client をダウンロード、インストールする。
- Secure Global Desktop Client を Secure Global Desktop Web Server (
http://server.example.com
) からダウンロードします。 - 「Install the Sun Secure Global Desktop Client」というリンクをクリックします。
- Secure Global Desktop Client のインストール方法の詳細については、ダウンロードページおよび『Sun Secure Global Desktop Software インストールガイド』を参照してください。
- Secure Global Desktop Client を起動し Secure Global Desktop に接続する。
- デスクトップの「スタート」メニューに Secure Global Desktop Client のショートカットがあれば、それを使って起動します。ない場合はコマンド行から Secure Global Desktop Client を起動します。
- Secure Global Desktop Client の初回起動時に、接続先の URL (通常は
http://server.example.com/sgd
) とプロキシサーバー設定を入力するよう求められます。 - Secure Global Desktop Client との接続に成功すると、デフォルト Web ブラウザが起動し、ログインページが表示されます。
- ログインします。
Webtop が表示されます。
- クライアントデバイスのプロファイルを編集する。
- Webtop のアプリケーション領域にある「編集」ボタンをクリックします。「クライアント設定」タブをクリックし、プロファイルを編集します。
- Secure Global Desktop Client の操作モードを、Webtop モード、統合モードの中から選択します。
- 統合モードは Java テクノロジが使えない場合でも操作しやすい環境を提供します。「アプリケーションを「スタート」メニューに追加する」ボックスにチェックマークを付けてください。
- 自動ログイン機能により、Web ブラウザの使用を最小限に抑えたい場合は、「自動クライアントログイン」ボックスにチェックマークを付けます。
- Webtop、ログインページなど、Secure Global Desktop Client のページを Web ブラウザに表示する必要がある場合は、常にデフォルト Web ブラウザが起動されます。
- Webtop の表示を更新するため、手動でページを更新しなければならない場合があります。あるいは、ログイン URL を
http://server.example.com/sgd/thin.jsp
に変更して、"thin" スタイルの Webtop にするという方法もあります。
- プロキシサーバーの設定を行います。Web ブラウザ側のプロキシサーバー設定を使用することはできないので、プロファイルに定義する必要があります。
- 「保存」をクリックします。
注 組織オブジェクトまたは組織単位オブジェクトのプロファイルを編集することにより、これに属するユーザーに関する Secure Global Desktop 管理者
の設定の多くを、あらかじめ済ませておくことができます。
- Secure Global Desktop からログアウトする。
Java テクノロジが無効であれば、Webtop または新規ブラウザウィンドウを「表示先」として設定しているアプリケーションは、代わりに independent ウィンドウに表示されます。
旧 Webtop
Secure Global Desktop にアクセスし、Java テクノロジのない旧 Webtop を使う場合は、Sun Secure Global Desktop Native Client を使う必要があります。
Native Client は Secure Global Desktop Web Server (http://server.example.com
) からダウンロードできます。
「表示先」として Webtop または新規ブラウザウィンドウを指定しているアプリケーションは、代わりに independent ウィンドウに表示されます。
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