過去のナビゲーションリンクのスキップSecure Global Desktop 4.31 管理者ガイド > アプリケーション、ドキュメント、ホスト > 表示先 (--displayusing)

表示先 (--displayusing)

この属性のオブジェクト

Object Manager

属性名 使用法
Display Using リストから設定値を選択します。

コマンド行

コマンドオプション使用法
--displayusing webtop | clientwm | newbrowser | independent | kiosk | localx | seamless 有効な設定値のいずれかを指定します。すべての設定値をすべてのタイプのアプリケーションに適用できるわけではありません。

説明

この属性は、アプリケーションをユーザーに表示する方法を決定します。いくつかの設定値は他の属性に影響を与えます。たとえば、Object Manager で「Client Window Management」を選択すると、アプリケーションのサイズを設定する属性が使用不能になります。コマンド行の場合、このような他の属性を指定できますが、効果はありません。

Object Manager コマンド行 適用先 説明
Webtop webtop すべてのアプリケーションタイプ
  • アプリケーションは、オブジェクトの「Emulator Applet Page」属性で定義された Web ページ内に埋め込まれ、リンクとともに Webtop に表示されます。
  • Ctrl キーを押しながら Webtop リンクをクリックすると、アプリケーションは強制的に independent ウィンドウに表示されます。
  • コマンド行でオブジェクト属性を一覧表示すると、この属性値は mainbrowser として表示されます。
  • Secure Global Desktop Client が統合モードで動作しているか、または Java™ テクノロジが使えない場合、代わりに independent ウィンドウが使われます。
Client window management clientwm X アプリケーション
  • アプリケーションのウィンドウは、クライアントデバイス上でアプリケーションを実行している場合と同じ方法で動作します。たとえば、ウィンドウのサイズ変更、移動、アイコン化、最大化は、クライアントの通常のウィンドウ管理制御により行なわれます。
  • オブジェクトの「Window Close Action」属性は、ユーザーが最後のウィンドウまたはメインウィンドウを閉じたときに行なわれる処理を決定します。
  • Ctrl キーを押しながら Webtop リンクをクリックしても、アプリケーションの表示は変化しません。
  • コマンド行でオブジェクト属性を一覧表示すると、この属性値は multiplewindows として表示されます。
  • トップレベルのサイズ変更できる多数のウィンドウがあるアプリケーションの場合に推奨します
New browser window newbrowser すべてのアプリケーションタイプ
  • アプリケーションは、Web ページ内に埋め込まれ、オブジェクトの「Emulator Applet Page」属性で定義されている新規の Web ブラウザウィンドウに表示されます。
  • Ctrl キーを押しながら Webtop 上のリンクをクリックすると、アプリケーションは強制的に Webtop に表示されます。
  • Secure Global Desktop Client が統合モードで動作しているか、または Java テクノロジが使えない場合、代わりに independent ウィンドウが使われます。
Independent window independent すべてのアプリケーションタイプ
  • アプリケーションは Web ブラウザのツールバーやメニューのない、新規ウィンドウに表示されます。
  • このウィンドウは、サイズを変更できますが、アプリケーションのサイズは変更されません。ウィンドウにスクロールバーが表示されます。オブジェクトの「Width」属性と「Height」属性が、アプリケーションのサイズを決定します。
  • ウィンドウを閉じると、オブジェクトの「Window Close Action」属性に従って、エミュレータセッションが終了または中断されることがあります。
  • Ctrl キーを押しながら Webtop 上のリンクをクリックすると、アプリケーションは強制的に Webtop に表示されます。
  • コマンド行でオブジェクト属性を一覧表示すると、この属性値は awtwindow として表示されます。
  • Windows アプリケーションの場合に推奨します
Kiosk kiosk 文字型アプリケーション、X アプリケーション、Windows アプリケーション
  • アプリケーションは、ウィンドウ装飾なしで、フルスクリーン表示されます。
  • このウィンドウをサイズ変更することや、移動することはできません。
  • Ctrl キーを押しながら Webtop リンクをクリックしても、アプリケーションの表示は変化しません。
  • フルスクリーンのデスクトップセッションの場合に推奨します
Local X server localx X アプリケーションと Windows アプリケーション
  • アプリケーションは、クライアントデバイス上にインストールされている X サーバーが使用可能な場合は、X サーバーを使って表示されます。X サーバーが使用できない場合は、independent ウィンドウに表示されます。
  • この設定のアプリケーションは、independent ウィンドウを使う場合でも再開できません
  • クライアントデバイス上の X サーバーのホストアクセス制御が、アプリケーションサーバーに対するアクセスを許可している必要があります。ホストアクセス制御については、使用している X サーバーのマニュアルを参照してください。
  • Ctrl キーを押しながら Webtop 上のリンクをクリックすると、アプリケーションは強制的に Webtop に表示されます。
Seamless window seamless Windows アプリケーション
  • アプリケーションのウィンドウは、Windows アプリケーションサーバー上で動作するアプリケーションと同じように動作します。「アプリケーションでのシームレスウィンドウの使用」を参照してください。
  • シームレスウィンドウで起動されているアプリケーションの表示は、ScrollLock キーを押してシームレスウィンドウと independent ウィンドウを切り替えることができます。
  • Ctrl キーを押しながら Webtop リンクをクリックしても、アプリケーションの表示は変化しません。
  • コマンド行でオブジェクト属性を一覧表示すると、この属性値は seamlesswindows として表示されます。
  • フルスクリーンのデスクトップセッションの場合には推奨しません。代わりに、kiosk ウィンドウまたは independent ウィンドウを使用してください。

過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップ--displayusing newbrowser

上記の属性は、アプリケーションを Web ページ内に埋め込んで、新規 Web ブラウザウィンドウで表示します。

過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップ--displayusing independent

上記の属性は、アプリケーションを independent ウィンドウに表示します。

関連トピック