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Solaris、Linux、および Mac OS X クライアントデバイスの Native Client 設定ファイル

Solaris、Linux、および Mac OS X 用 Native Client の各クライアントデバイスでは、ユーザー設定ファイルを使用して、ユーザーが Secure Global Desktop サーバーに接続する方法と Web ドキュメントを表示する方法を制御します。

設定は、$HOME/.tarantella/native-preferences ファイルに保存されます。各設定は、次のような形式の行を使って指定されます。

過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップPreference=value

定義できる設定は次のとおりです。

設定 説明
URL Secure Global Desktop にログインするときに使用する URL。

URL はログインダイアログに表示されます。

Username Secure Global Desktop にログインするときに使用するユーザー名。

ユーザー名は Native Client ログインダイアログに表示されます。

Anonymous ログインダイアログの「匿名でログインする」チェックボックスにチェックマークを付けるかどうかを指定します。付ける場合は 1、付けない場合は 0 を指定します。
DocLaunch Web ドキュメントの表示方法。
  • 0 = 自動。
  • 1 = 設定されている DocBrowser アプリケーションをホスト上で起動します (以下を参照)。
  • 2 = Web ドキュメントの表示用として設定されているアプリケーションオブジェクトを使用します。
CertsFile ルート証明書ファイル (ca.pem ファイル) への完全パス (認証局を使用する場合)。次に例を示します。
過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップCertsFile=/usr/local/global-certs/ca.pem
UseProxy Secure Global Desktop に接続するときに HTTP プロキシサーバーを使用するかどうかを指定します。使用する場合は 1 を指定し、使用しない場合は 0 (デフォルト) を指定します。
ProxyHost HTTP プロキシサーバーが稼働しているホストのインターネットホスト名。この設定は、UseProxy=1 が設定されている場合以外は使用されません。
過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップProxyHost=chicago.indigo-insurance.com
ProxyPort HTTP プロキシサーバーが待機している ProxyHost 上のポート。この設定は、UseProxy=1 が設定されている場合以外は使用されません。また ProxyHost も指定されている必要があります。デフォルト値は 8080 です。
NoProxyList そのホストに対する接続にプロキシサーバーを使用しないインターネットホスト名のセミコロン区切りのリスト。この設定は、UseProxy=1 または UseSocks=1 が設定されている場合以外は使用されません。
過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップNoProxyList=chicago.indigo-insurance.com;detroit.indigo-insurance.com
DocBrowser DocLaunch=1 の場合に、Web ドキュメントを表示するために使用するアプリケーションの完全パス。次に例を示します。
過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップDocBrowser=/usr/bin/netscape
UseSocks Secure Global Desktop に接続するときに Socks プロキシサーバーを使用するかどうかを指定します。使用する場合は 1 を指定し、使用しない場合は 0 (デフォルト) を指定します。
SocksHost Socks プロキシサーバーが稼働しているホストのインターネットホスト名。この設定は、UseSocks=1 が設定されている場合以外は使用されません。
過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップProxyHost=chicago.indigo-insurance.com
SocksPort Socks プロキシサーバーが待機している SocksHost 上のポート。この設定は、UseSocks=1 が設定されていて、SocksHost も指定する必要がある場合以外は使用されません。デフォルト値は 1080 です。
SerialPorts Windows アプリケーションのエミュレータセッション内でマッピングされるシリアルポートのリスト。

リスト内の各シリアルポートは、セミコロンで区切られ、serial device=com_port_name の形式になります。

過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップ/dev/ttyS0=COM1;/dev/ttyS4=COM8

=com_port_name は省略可能ですが、これを省略するとシリアルポートは Windows アプリケーションセッションで COMx にマップされます。ここで、x はリスト内のシリアルポートの位置を示します。

別のログイン URL を入力するなどの手段で、ユーザーが「Native Client」ダイアログでこれらの設定の値を変更した場合、DocBrowser と CertsFile 以外のすべての変更は、Native Client を終了するときにユーザー設定ファイルに保存されます。

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