Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
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> Solaris、Linux、および Mac OS X クライアントデバイスの Native Client 設定ファイル
Solaris、Linux、および Mac OS X 用 Native Client の各クライアントデバイスでは、ユーザー設定ファイルを使用して、ユーザーが Secure Global Desktop サーバーに接続する方法と Web ドキュメントを表示する方法を制御します。
設定は、$HOME/.tarantella/native-preferences
ファイルに保存されます。各設定は、次のような形式の行を使って指定されます。
Preference=value
定義できる設定は次のとおりです。
設定 | 説明 |
---|---|
URL | Secure Global Desktop にログインするときに使用する URL。
URL はログインダイアログに表示されます。 |
Username | Secure Global Desktop にログインするときに使用するユーザー名。
ユーザー名は Native Client ログインダイアログに表示されます。 |
Anonymous | ログインダイアログの「匿名でログインする」チェックボックスにチェックマークを付けるかどうかを指定します。付ける場合は 1、付けない場合は 0 を指定します。 |
DocLaunch | Web ドキュメントの表示方法。
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CertsFile | ルート証明書ファイル (ca.pem ファイル) への完全パス (認証局を使用する場合)。次に例を示します。
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UseProxy | Secure Global Desktop に接続するときに HTTP プロキシサーバーを使用するかどうかを指定します。使用する場合は 1 を指定し、使用しない場合は 0 (デフォルト) を指定します。 |
ProxyHost | HTTP プロキシサーバーが稼働しているホストのインターネットホスト名。この設定は、UseProxy=1 が設定されている場合以外は使用されません。
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ProxyPort | HTTP プロキシサーバーが待機している ProxyHost 上のポート。この設定は、UseProxy=1 が設定されている場合以外は使用されません。また ProxyHost も指定されている必要があります。デフォルト値は 8080 です。 |
NoProxyList | そのホストに対する接続にプロキシサーバーを使用しないインターネットホスト名のセミコロン区切りのリスト。この設定は、UseProxy=1 または UseSocks=1 が設定されている場合以外は使用されません。
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DocBrowser | DocLaunch=1 の場合に、Web ドキュメントを表示するために使用するアプリケーションの完全パス。次に例を示します。
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UseSocks | Secure Global Desktop に接続するときに Socks プロキシサーバーを使用するかどうかを指定します。使用する場合は 1 を指定し、使用しない場合は 0 (デフォルト) を指定します。 |
SocksHost | Socks プロキシサーバーが稼働しているホストのインターネットホスト名。この設定は、UseSocks=1 が設定されている場合以外は使用されません。
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SocksPort | Socks プロキシサーバーが待機している SocksHost 上のポート。この設定は、UseSocks=1 が設定されていて、SocksHost も指定する必要がある場合以外は使用されません。デフォルト値は 1080 です。 |
SerialPorts | Windows アプリケーションのエミュレータセッション内でマッピングされるシリアルポートのリスト。
リスト内の各シリアルポートは、セミコロンで区切られ、
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別のログイン URL を入力するなどの手段で、ユーザーが「Native Client」ダイアログでこれらの設定の値を変更した場合、DocBrowser と CertsFile 以外のすべての変更は、Native Client を終了するときにユーザー設定ファイルに保存されます。
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