Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
> コマンド
> tarantella passcache delete コマンド
tarantella passcache delete { [ --person pobj | --anon | --ldap ] [ --resource resource ] } | --file file
アプリケーションサーバーのパスワードキャッシュに格納されているエントリを削除します。
注 このコマンドを使用して、アプリケーションサーバー上での認証のために常にスマートカードを使用するという設定を削除することもできます。
オプション | 説明 |
---|---|
--person pobj |
パスワードキャッシュエントリを削除する人物オブジェクトの TFN 名を指定します。 |
--anon |
すべての匿名ユーザー用のパスワードキャッシュエントリを削除します。 |
--ldap |
LDAP 統合用のパスワードキャッシュエントリを削除します。この特別なエントリは、LDAP ログイン認証機能でのみ使用されます。これは LDAP ディレクトリサーバーのユーザー名とパスワードで、Array Manager の「Secure Global Desktop Login」パネルで入力できます。
ユーザー名にはフルネームを使用します。たとえば、
|
--resource resource |
パスワードキャッシュエントリが該当するアプリケーションサーバーまたは Microsoft Windows ドメインを指定します。ここで、resource には TFN 名を使用します。次の形式で指定できます。
|
--file file |
削除するパスワードキャッシュエントリを格納したファイルを指定します。 |
--person
、--anon
、--ldap
のいずれも指定しなければ、resource 用のすべてのパスワードキャッシュエントリが削除されます。
--resource
を指定しなければ、その人物 (または匿名ユーザー) 用のすべてのパスワードキャッシュエントリが削除されます。
注 オブジェクト名に空白文字が含まれている場合は、二重引用符 (") か一重引用符 (') で囲む必要があります (たとえば、".../_ens/o=Indigo Insurance")。
tarantella passcache delete \ --person "o=Indigo Insurance/cn=Indigo Jones"
ユーザー Indigo Jones 用のパスワードキャッシュエントリをすべて削除します。
tarantella passcache delete \ --anon \ --resource .../_dns/prague.indigo-insurance.com
アプリケーションサーバー prague.indigo-insurance.com 上の匿名ユーザー用のパスワードキャッシュエントリをすべて削除します。
Copyright © 1997-2006 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.