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独自の X フォントを使用する方法

Secure Global Desktop でユーザー独自の X フォントを使用できるようにする方法は 2 つあります。

アレイの各メンバーの X プロトコルエンジンは、異なるフォントパスを使用することができます。ただし、アプリケーションの表示に一貫性がなくなるのを防ぐため、同じフォントを (同じ順番で) すべての X プロトコルエンジンに適用してください。

新規のフォントパスを有効にするには、アレイの各メンバー上で Secure Global Desktop サーバーを再起動します。

Secure Global Desktop サーバーを再起動したあと、xterm または他のグラフィカル端末を Secure Global Desktop を使って起動してから、コマンド xset q を実行することにより、フォントパスの有効性を検査できます。

fonts.dir ファイル

フォントディレクトリには、フォントファイル名を X 論理フォント記述にマッピングする、fonts.dir ファイルが必要です。fonts.dir ファイルには、次の例のような行が記載されています。

過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップCOURBO10.pcf  -Adobe-Courier-Bold-0-Normal-10-100-75-75-M-60-ISO8859-1

フォントディレクトリに fonts.dir ファイルがない場合、大部分の UNIX システムで利用可能な mkfontdir コマンドなどを使って作成します。

また、fonts.alias ファイルを格納して、ディレクトリ内のフォントの別名を指定することもできます。fonts.alias ファイルは、1 つの別名を 1 つの X 論理フォント記述にマッピングします。次に例を示します。

過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップvariable  *-helvetica-bold-r-normal-*-*-140-*

フォントサーバー

フォントサーバーは、ホスト上のフォントをネットワークで使用できるようにするプログラムです。フォントサーバーを使うと、フォントを集中管理して重複作業を減らすことにより、フォント管理が容易になります。

フォントサーバーをフォントパスに指定するには、フォントサーバーの名前と、サービスに使うポートについて知っている必要があります。たとえば、フォントサーバー boston がポート 7000/tcp を使用している場合、フォントパスにエントリ tcp/boston:7000 を追加します。

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