過去のナビゲーションリンクのスキップSecure Global Desktop 4.31 管理者ガイド > ユーザーと認証 > クライアントドライブマッピング (--cdm)

クライアントドライブマッピング (--cdm)

この属性のオブジェクト

Object Manager

属性名 使用法
Client Drive Mapping 「New」ボタンと「Delete」ボタンを使って、必要な数のクライアントドライブマッピング指定を作成します。矢印ボタンを使って、適用する順番に並べます。

コマンド行

コマンドオプション使用法
--cdm drive_spec... ここで、drive_spec は、clientdrive:access:driveletter 形式のドライブマッピング指定です。
たとえば、a:rw:z と指定します。詳細については、以下を参照してください。各 drive_spec は「パイプ」文字 (|) で区切ります。

説明

この属性は、ユーザーが Microsoft Windows、UNIX、および Linux アプリケーションサーバー上で動作するアプリケーションからアクセスする Microsoft Windows クライアントデバイス上のドライブ、およびアプリケーションサーバー上でそのドライブに使用するドライブ文字を定義します。

「Client Drive Mapping」属性は、ドライブマッピング指定の順番に並べられたリストです。各指定は、次の項目を設定します。

リスト内で最初に一致したエントリが使用されるので、ドライブ A や B などの固有の設定が、たとえば「All Drives」など一般性の高い設定よりも前に表示されるようにします。

次の表は、ドライブマッピング指定の各部分について、Object Manager で表示される値と、それに対応するコマンド行の値を示しています。

クライアントドライブ関連:

Object Manager コマンド行
All drives alldrives
Fixed drives fixeddrives
R/W removable rw
R/O removable ro
Network drives networkdrives
A:, B: ...Z: a, b ... z

アクセス権関連:

Object Manager コマンド行
Read-only ro
Read-write rw
None none

ドライブ文字関連:

Object Manager コマンド行
Same as client same
A:, B: ...Z: a, b ... z

過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップ--cdm 'a:rw:z|networkdrives:rw:same'

人物オブジェクトの場合、これは、クライアントデバイス上のドライブ A に対する読み取り/書き込みアクセス権がアプリケーションサーバー上のドライブ Z を使ってユーザーに付与されるという意味であり、また、クライアント上と同じドライブ文字を使ってクライアントデバイス上で定義されているすべてのネットワークドライブに対する読み取り/書き込みアクセス権も付与されるという意味です。

ユーザーは、人物オブジェクトの組織階層内の先祖の「Client Drive Mapping」属性によって、たとえば固定ドライブ C など他のドライブに対するアクセス権も持っています。

関連トピック