Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
> はじめに
> オブジェクトと組織階層
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Secure Global Desktop は、次のディレクトリサービスの原則の上に構築されています。
Secure Global Desktop には、さまざまなタイプのオブジェクトがあります。
使用可能なオブジェクトのセットと各オブジェクトの属性をまとめて、スキーマといいます。Secure Global Desktop のオブジェクトは、一般的に使用されている LDAP v3 スキーマに基づいています。LDAP v3 スキーマのオブジェクトを標準的な方法を使って拡張することにより、Webtop や設定可能な接続タイプなどの Secure Global Desktop の機能をサポートしています。
LDAP スキーマの詳細については、『RFC 2256』を参照してください。
次に示すオブジェクトを使用できます。
別のオブジェクトタイプであるプロファイルオブジェクトは、Webtop をユーザーのタイプ別に管理するのに役立ちます。たとえば、Secure Global Desktop に匿名でログインするユーザー用の特別な Webtop を定義できます。
最後に、ロールオブジェクトを使うと、特定のユーザーに特権を与えることができます。たとえば、「Global Administrators」ロールオブジェクトは、Object Manager などの Secure Global Desktop 管理ツールを実行できる Secure Global Desktop 管理者 するユーザーを定義します。
オブジェクトを使って組織のそれぞれ異なる部分を表現します。複数のオブジェクトが集まって組織階層を形成します。
組織階層のトップレベルには、組織を表現するオブジェクトがあります。組織オブジェクト内に、必要なオブジェクトをすべて作成します。
組織単位 (OU) オブジェクトを使って、組織を分割できます。たとえば、組織内の部門ごとに OU を使用します。OU に、他の OU (複数可) を格納して、組織をさらに分割することができます。
組織階層の設計は重要です。次にヒントを示します。
組織階層の編成を始めるには、Object Manager の概要を習得してください。
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